石上神宮での結婚式について
2015年 09月 03日
今回は奈良県天理市にある石上神宮(いそのかみじんぐう)での結婚式についての記事です。
天理市と言えば天理教の本拠地なので天理教一色の街と思われる人が多いですが・・・
ちゃんと神社やお寺、教会も天理市にもあります(^_^;)
大神神社から車で約15分、山辺の道に沿うように奈良盆地を北上すると石上神宮に着きます。
前回の大神神社の記事の時にも、日本最古の神社は大神神社と書きました。
でも、この石上神宮も大神神社と同じように日本最古の神社とされています。
それだけ年代が古すぎてハッキリした事はわからないって事なんでしょうか。
どちらにしても石上神宮も大神神社も、どちらの方が古いかわからないくらい古くからある神社なのは間違いないです。
そんな石上神宮(いそのかみじんぐう)での結婚式のため親族一同、関東からみなさんで来られました。
新郎さんは栃木県、新婦さんは横浜、親族のみなさんは全員が関東の方で、初めて奈良に来られる方がほとんどです。
奈良に実家があるわけでもなく親戚がいるわけでもないし奈良に住んだ事もないし奈良の学校に通ったわけでもない。
新郎さんも新婦さんも、神社仏閣が好きで、日本のいろんなところに二人で旅行してはお寺とか神社巡りをしてるそうです。
そして、そんな二人が出会ったのも、バックパックでの貧乏一人旅をしながら遺跡巡りをしてた海外での事。
そして帰国後は奈良だけでなく、日本のあちこちの神社仏閣に一緒に行かれたようです。
そして奈良にも京都にも、世界的に有名な神社は山のようにあるのですが、その中から石上神宮を選ばれました。
数年前の事ですが私は石上神宮に正式参拝をした事がありました。
その時、神主さんから石上神宮の事について色々と説明を聞かせてもらいました。
その話の中で、石上神宮へ参られる方の特徴として、一人、もしくは少人数で参拝される方がほとんどとの事でした。
大きな観光バスで大人数でこられ、そして参拝ではなく観光として来られるような方は、ほぼ無いらしいです。
そして参拝される方は、参拝が終わればすぐに帰る人はすくなく、おそらく他の神社よりも境内にいる時間が長いのではないか。
そして、石上神宮に参られる方は、結構、マニアックな方が多いと、苦笑されながら(本当は嬉しいんでしょうね)話されていました。
今回の関東からこられた新郎さん、新婦さんを見ていると、まさしくその通りです(^。^)"
そして、この時の結婚式は平日です。
しかも、みなさんの仕事の都合で平日になったのではありません。
新郎さんも新婦さんも、参列された親族のみなさんも、平日は仕事で普段は土日が休みです。
でも、こだわりをもって結婚式を挙げる神社として選んだ石上神宮なので、人が多い土曜、日曜、祝日は避けたい。
平日の奈良らしい、のんびりゆったりとした時間と空気の中で、急ぐ事なく慌てる事なく、たっぷりと石上神宮に浸りたい。
そういった思いがあって、わざわざ皆さんで平日に休みを取って、関東から奈良まで来られました。
その甲斐あってか、この日の結婚式は1組みのみで貸切状態でした。
前にも後にも他の人の結婚式は無いので、挙式の始まる前は、そろそろ、ぼちぼちといこか〜
みたいな感じで、ポツポツと親族集合です(^。^)"
そして挙式が終わった後も、特に何の予定も入れられていないので、新郎さん、新婦さんは二人でのスナップ写真を撮りながら。
そして参列された親族の方達は、そんな二人の撮影風景を見学しつつ、初めて訪れた石上神宮をゆっくり見て回られていました。
石上神宮での結婚式では、挙式は拝殿の中で行われます。
そして、この拝殿は現存する拝殿の中では日本最古で国宝にもなっています。
国宝の建物の中で、しかも、その国宝でもある板の間に座って結婚式を挙げる事が出来るのは石上神宮だけかもしれません。
他の神社では胡床(こしょう)に座ったりパイプ椅子に座ったりして挙式を行う所が多いです。
私も全国の色んな神社に結婚式の撮影に行きましたが国宝の建物の板の間に直接座っての結婚式は石上神宮しか見た事は無いです。
もちろん、足の不自由な方には胡床(こしょう)などが用意されますので、安心下さい♪
そして大抵の新郎さんは、挙式が終わって立ち上がる時には、足がしびれて、あわわわわ!
な顔になっていますが、結婚式の緊張もそういった事で一気に解けて、皆さんんで大笑いされていました。
それにしても、前回の記事にも書きましたが大神神社も今回の石上神宮も、本当に遠方から来られる方が多いです。
石上神宮、大神神社、どちらの神社も、大々的な宣伝広告は行っていないと思います。
京都にある世界的に有名な世界遺産にも登録されているような神社だとブライダルプロデュース会社と契約します。
そして、京都の神社での結婚式を日本全国で大々的に売り出しています。
また結婚情報誌にも広告を出し、ネットでの結婚式場の検索サイトでも広告を出しています。
そういった神社に比べると、石上神宮も大神神社も露出は本当に少ないのですが・・・
その分、コアな方、拘った方が多いのかもしれません。
奈良で生まれ、奈良で育った私なんか、あまりにも身近すぎて本当の良さを知らずに今まで来ました。
法隆寺は、自転車で行ってかくれんぼする場所だったし、大神神社はお祭りの時に行って、たこ焼きを食べる所。
薬師寺はアリ地獄を観察する場所で、東大寺はかけっこして遊ぶ場所。
そんな環境で育ったので、大人になってから、しかも結婚式の撮影をするようになってから、お客さんから教わる事が多いです。
50歳をすぎてからも、まだまだ色んな新しい事、知らなかった事を知る事ができる。
そんな機会を毎回のように与えてくれる結婚式の写真を撮る仕事に、本当に感謝しています。
天理市と言えば天理教の本拠地なので天理教一色の街と思われる人が多いですが・・・
ちゃんと神社やお寺、教会も天理市にもあります(^_^;)
大神神社から車で約15分、山辺の道に沿うように奈良盆地を北上すると石上神宮に着きます。
前回の大神神社の記事の時にも、日本最古の神社は大神神社と書きました。
でも、この石上神宮も大神神社と同じように日本最古の神社とされています。
それだけ年代が古すぎてハッキリした事はわからないって事なんでしょうか。
どちらにしても石上神宮も大神神社も、どちらの方が古いかわからないくらい古くからある神社なのは間違いないです。
そんな石上神宮(いそのかみじんぐう)での結婚式のため親族一同、関東からみなさんで来られました。
新郎さんは栃木県、新婦さんは横浜、親族のみなさんは全員が関東の方で、初めて奈良に来られる方がほとんどです。
奈良に実家があるわけでもなく親戚がいるわけでもないし奈良に住んだ事もないし奈良の学校に通ったわけでもない。
新郎さんも新婦さんも、神社仏閣が好きで、日本のいろんなところに二人で旅行してはお寺とか神社巡りをしてるそうです。
そして、そんな二人が出会ったのも、バックパックでの貧乏一人旅をしながら遺跡巡りをしてた海外での事。
そして帰国後は奈良だけでなく、日本のあちこちの神社仏閣に一緒に行かれたようです。
そして奈良にも京都にも、世界的に有名な神社は山のようにあるのですが、その中から石上神宮を選ばれました。
数年前の事ですが私は石上神宮に正式参拝をした事がありました。
その時、神主さんから石上神宮の事について色々と説明を聞かせてもらいました。
その話の中で、石上神宮へ参られる方の特徴として、一人、もしくは少人数で参拝される方がほとんどとの事でした。
大きな観光バスで大人数でこられ、そして参拝ではなく観光として来られるような方は、ほぼ無いらしいです。
そして参拝される方は、参拝が終わればすぐに帰る人はすくなく、おそらく他の神社よりも境内にいる時間が長いのではないか。
そして、石上神宮に参られる方は、結構、マニアックな方が多いと、苦笑されながら(本当は嬉しいんでしょうね)話されていました。
今回の関東からこられた新郎さん、新婦さんを見ていると、まさしくその通りです(^。^)"
そして、この時の結婚式は平日です。
しかも、みなさんの仕事の都合で平日になったのではありません。
新郎さんも新婦さんも、参列された親族のみなさんも、平日は仕事で普段は土日が休みです。
でも、こだわりをもって結婚式を挙げる神社として選んだ石上神宮なので、人が多い土曜、日曜、祝日は避けたい。
平日の奈良らしい、のんびりゆったりとした時間と空気の中で、急ぐ事なく慌てる事なく、たっぷりと石上神宮に浸りたい。
そういった思いがあって、わざわざ皆さんで平日に休みを取って、関東から奈良まで来られました。
その甲斐あってか、この日の結婚式は1組みのみで貸切状態でした。
前にも後にも他の人の結婚式は無いので、挙式の始まる前は、そろそろ、ぼちぼちといこか〜
みたいな感じで、ポツポツと親族集合です(^。^)"
そして挙式が終わった後も、特に何の予定も入れられていないので、新郎さん、新婦さんは二人でのスナップ写真を撮りながら。
そして参列された親族の方達は、そんな二人の撮影風景を見学しつつ、初めて訪れた石上神宮をゆっくり見て回られていました。
石上神宮での結婚式では、挙式は拝殿の中で行われます。
そして、この拝殿は現存する拝殿の中では日本最古で国宝にもなっています。
国宝の建物の中で、しかも、その国宝でもある板の間に座って結婚式を挙げる事が出来るのは石上神宮だけかもしれません。
他の神社では胡床(こしょう)に座ったりパイプ椅子に座ったりして挙式を行う所が多いです。
私も全国の色んな神社に結婚式の撮影に行きましたが国宝の建物の板の間に直接座っての結婚式は石上神宮しか見た事は無いです。
もちろん、足の不自由な方には胡床(こしょう)などが用意されますので、安心下さい♪
そして大抵の新郎さんは、挙式が終わって立ち上がる時には、足がしびれて、あわわわわ!
な顔になっていますが、結婚式の緊張もそういった事で一気に解けて、皆さんんで大笑いされていました。
それにしても、前回の記事にも書きましたが大神神社も今回の石上神宮も、本当に遠方から来られる方が多いです。
石上神宮、大神神社、どちらの神社も、大々的な宣伝広告は行っていないと思います。
京都にある世界的に有名な世界遺産にも登録されているような神社だとブライダルプロデュース会社と契約します。
そして、京都の神社での結婚式を日本全国で大々的に売り出しています。
また結婚情報誌にも広告を出し、ネットでの結婚式場の検索サイトでも広告を出しています。
そういった神社に比べると、石上神宮も大神神社も露出は本当に少ないのですが・・・
その分、コアな方、拘った方が多いのかもしれません。
奈良で生まれ、奈良で育った私なんか、あまりにも身近すぎて本当の良さを知らずに今まで来ました。
法隆寺は、自転車で行ってかくれんぼする場所だったし、大神神社はお祭りの時に行って、たこ焼きを食べる所。
薬師寺はアリ地獄を観察する場所で、東大寺はかけっこして遊ぶ場所。
そんな環境で育ったので、大人になってから、しかも結婚式の撮影をするようになってから、お客さんから教わる事が多いです。
50歳をすぎてからも、まだまだ色んな新しい事、知らなかった事を知る事ができる。
そんな機会を毎回のように与えてくれる結婚式の写真を撮る仕事に、本当に感謝しています。
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by weddingphotorelay
| 2015-09-03 12:11
| 石上神宮の結婚式